About

プロフィール

菱田俊子
Toshiko Hishida

1961年、東京生まれ。地元埼玉の高校を卒業後、女子美術大学の版画専攻で学ぶ。
3年次よりシルクスクリーンを専攻し、卒業後は、東京藝術大学大学院に進学、修了した。
1989年に埼玉県の高校教師となり、美術教育と自身の制作の両立を目指して活動する。
2008年には、埼玉県の研修制度により東京藝術大学大学院の美術教育研究室に1年間在籍した。
2016年に、教職を早期退職する。これ以後、多くの国際交流展に参加するようになり、今日に至る。

制作について

シルクスクリーンの技法で、ガラスの器や植物を主なモチーフに、
日常生活から得たインスピレーションを作品にしている。
何気ない日常の風景を在りのままに受け止め、静かな視線でその姿を見つめ、
その光景を際立たせる光や透明感を描き出す。
豊かな色彩の色面と相まって、独自の世界をつくりあげている。

主な個展

2023木ノ葉画廊(神田)〈2017、'15、'11、'07に開催〉
2020ギャラリー恵風(越谷)〈1997年より隔年で開催〉
2009ギャラリー舫(銀座)
2006ギャラリー・レセッドラ(ブルガリア・ソフィア)
2000養清堂画廊(銀座)〈1998に開催〉
1993シロタ画廊(銀座)

受賞

2022IPC国際ミニプリント展(台湾)[優秀賞]
2021スプリット・グラフィック・ビエンナーレ(クロアチア)[特別賞]
1999山本鼎版画大賞展 [佳作賞]
日本版画協会展 [準会員優作賞]
1998日本版画協会展 [準会員佳作賞]
1995花の美術大賞展 [スポンサー賞]
1992日本版画協会展 [山口源新人賞]

主な展覧会

2024日仏版画3人展(木ノ葉画廊、神田)
台日美韓創作交流展(台湾、台北)
2023日本・台湾交流版画展(FEIアートミュージアム横浜)
高雄国際版画ビエンナーレ(高雄文化センター、台湾)
2022現代日本版画展(アンビス版画美術館、キプロス・ニコシア)
桃園国際版画展・金門国際版画展・宜蘭国際版画展(台湾)
日仏交流展・マルチプル&ペーパー(ギャラリー グラン・エテルナ、フランス・パリ)
JGC現代版画展、招待出品(パリ市庁舎、フランス・パリ)
2021ドイツ国際版画トリエンナーレ(ドイツ・フレヘン)
2020日本現代版画展―日本からの物語(マーク・ロスコ芸術センター、ラトビア)
2019日本・フランス女性作家4人による版画展(木ノ葉画廊、神田)